オージープランツはアルカリ性の土壌が良いのか?

観葉植物関連

こんにちは、チロルです。美容好きの私は観葉植物なども大好きです。最近は美容のことも兼ねてハーブ系の植物などに興味ありで色々と調べています。そんな中オージープランツと出逢いました!

皆さんはオージープランツをご存知でしょうか?オージープランツとはオーストラリア原産の植物で、変わった見た目の葉っぱ。花はインパクトのあるワイルドでエキゾチックな見た目をしておりワイルドフラワーとも呼ばれています。ドライフラワーとしても絵になるものが多く、オージーガーデンとしてお庭に植えられる方も多くなってきました。筆者もその魅力に取りつかれ、我が家の庭にはオージープランツが植えられています。今回はオージープランツの栽培についてポイントになる事をお伝えしていきたいと思います。

オージープランツはアルカリ性の土壌が良いのか?

ほとんどのオージープランツは酸性土壌が良いと言われています。

日本の土壌はというと多湿気候地域特有の風化作用や腐植物質の影響などもありますが、降雨量が多いため土壌が酸性にかたむいているそう。ある特定の地域を除いて酸性〜弱酸性であると言えます。

とはいえ、地植えする場合は本当に酸性土壌なのか不安な方はホームセンターなどで販売されているアースチェック液を使って調べてみても良いと思います。

オージープランツのphは?

先程ご紹介した、アースチェック液を使用すれば簡単にph値が分かります。

使用手順はこちら

1:コップ等の容器に測定する土壌1に対し水道水を2の割合(容積比)で加え、よくかき混ぜます。 

2:できるだけゴミ等を取り除いて、澄んだうわずみの部分を添付の試験管に3ccとります。

3:アースチェック液を3滴加え、試験管のふたをしてよく振ります。

多くのオージープランツはpH5.5~7.0を好むそうです。

酸性土壌を好むオージープランツは中性では上手く生育しない場合があります。

市販の土壌改良資材を使うのもオススメ。

【酸性土壌に傾ける配合】

・ピートモス(無調整の物) 5

・赤玉土 1

・パーライト 1

これらを植え込みにまぜたり、無肥料のブルーベリーの土を使うのもありです。

その理由はブルーベリーは好酸性の為、専用の土は酸性土だからです

例外として南オーストラリアとパースでは、土壌はアルカリ性のようなので品種に適した土壌に改良する方が良いですね。

オージープランツの耐寒性は?

オーストラリアといえば比較的温暖な気候というイメージでしょう。しかし、オーストラリアの面積は日本の20倍以上で、北部の雨期と乾期のある熱帯地方、中央部の砂漠地帯、南部の冷温帯地方に分かれており、それぞれ気候が異なります。品種によって違いはありますが、暑さには強い傾向があります。その反面、寒さは苦手だと言えるでしょう。

氷点下に長時間さらされると枯れてしまうものもあり、寒い地域では、対策が必要です。

☆水やりは暖かい日中に済ませる。(朝晩は土が凍って根が傷むため)
☆霜対策でマルチングをする。(植えた植物の地表面をビニールなどで覆う)
☆霜、寒風対策に不織布でカバーする。

☆鉢植えは南向きの軒下や、玄関ポーチ、室内に避難させる

☆庭にスペースがあれば、簡易温室をDIYで組み立てて保護する

など、越冬できるようにしてあげる事が大切だとです。

オージープランツの耐陰性は?

太陽の光が大好きなオージープランツ

基本的には日当たりの良い場所で栽培します。日照不足になると葉色が悪くなったり花が咲かなかったりする為です。

日陰だと絶対に無理かと言うとそうではありません。品種によっては日陰でも育ちやすいものもあります。

シダ類はもちろんのことグンゼア、ヘキア、ウエストリンジア、プロスタンセラなど日陰でも育てる事が出来るので購入する際に確認してみると良いでしょう。

逆に夏場の直射日光で葉焼けするものもあるので、半日陰に移動出来るものであれば、その時に応じての対策が必要と言えます。

正確に言えば日向〜半日陰が好ましいようですね。

ジメジメした湿気は嫌いなので、日当たりと風通しに注意しましょう。

オージープランツの用土は?

夏場は高温多湿な日本の気候ですが、オーストラリアは比較的乾燥地帯が多いと言われています。オージープランツも乾燥ぎみで育てた方が良いと聞きますが、水切れが命とりになる場合もありますので、土が乾いたらたっぷりとあげる事をオススメします。

乾燥も蒸れも厳禁なんて…難しいですね。

用土についても水はけが良い土にしないと蒸れが起こって根腐れをしてしまいます。根鉢の下に軽石の層を作ったり高植えにするなど排水を良くする工夫をしたり、軽石やパーライトを含ませて水はけの良いものにしてください。

鉢で育てる場合は、縦に穴のあいた「スリット鉢」や、底穴の多くあいた「菊鉢」、鉢全体が不織布で作られた「ルーツポーチ」などがおすすめです。

そして、もう一つ注意が必要なのがリン酸系の肥料やそれが含まれる用土です。

花を咲かせるのに役立つリン酸系の栄養素は、オージープランツには不要です。オーストラリアの原産地ではプロテオイド根と呼ばれる、極端にリン酸分の少ない大地からでも効率よくリン酸分を吸収できる根の仕組みになっているため、通常の植物と同じように肥料を与えるとむしろ多肥になってしまい、枯れる原因になります。

まとめ:オージープランツはアルカリ性の土壌が良いのか?

オージープランツの栽培は難しいと思われがちですが、園芸店などで売られているものは比較的日本の気候に対応しているものが多い為、ポイントを抑えれば栽培は可能です。我が家のオージープランツも購入時に栽培方法を確認したところ、根付くまでは1週間は1日1回水やり!その後はほったらかしで良いですよ。って言われました(笑)今の所元気に育ってくれています。栽培が難しそうと思われる方はまずは価格が安いものを試してみるのもアリですね。小さなものでも上手くいけばすくすく育ってあっという間に大きくなるものもあります。成長の過程を楽しみながら、オシャレなガーデンを目指してチャレンジしてみて下さいね。

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